誕生日、結婚記念日、クリスマスプレゼント。ジュエリーの予算っていくらが妥当?


誕生日や結婚記念日、そしてクリスマスに、ジュエリーを女性へのプレゼントを考える人も少なくないと思います。男性から女性へ贈るクリスマスプレゼントのナンバーワンと言っても過言ではないジュエリー。贈る際にやってはいけない事があるのはご存知ですか?せっかく選んだジュエリーで女性をがっかりさせないためにも気を付けるポイントをチェックしましょう。
今回はその第1回目。予算編と題して買ってはいけないジュエリーの価格帯についてお話しします。

プレゼント用ジュエリーの予算にタブーはあるのか?

プレゼント用にジュエリーを買う時、“いくらにしようか?”と悩みませんか?誰かに聞きたくても、プレゼントにかけるお金の話は直球で聞きづらい事もあってなかなか表面に出てきません。そこで予算の参考にしたい面白い調査結果があるのでご紹介します。イタリアの家具ブランド「カッシーナ」を販売する「カッシーナ・イクスシー」が実施した「クリスマスプレゼントに関する調査」です。
この調査はクリスマスプレゼントに限定したものですが、彼女、奥様の誕生日や結婚記念日などの”ここぞ”と言う時のプレゼントにかける予算の基準になると思います。

男性の考えるプレゼントにかける予算

では、さっそくみていきましょう。
調査のGraph5「男性の“この冬、落としたい相手へのクリスマスプレゼントにかけられる”金額」では3万円未満が59.6%で最も多く、次いで3万円以上5万円未満が19.8%。このふたつを合わせると、79.4%と調査対象の8割弱の男性が5万円未満と答えている事になります。クリスマスプレゼントにかける予算は5万円以内の男性が多いことがうかがえます。

男性の「この冬、落としたい相手へのクリスマスプレゼントにかけられる」金額
男性の「この冬、落としたい相手へのクリスマスプレゼントにかけられる」金額(クリスマスギフトに関する意識調査より)

女性が考えるプレゼントにかけて欲しい予算

一方、女性はどの位の値段が妥当と考えているのでしょうか?
同じ調査のGraph2「女性の“私を落とすならクリスマスプレゼントにこれくらいかけてほしい”金額」を見てみると、3万円未満が31.3%、3万円以上5万円未満が16.5%です。また、注目すべきは“値段は気にしない”の37.3%で、3万円未満を抑えて第1位です。”値段は気にしない”と”3万円未満”を合わせると68.6%になり、全体の7割弱の女性が3万円未満で良いと思っているんですね。この結果にはちょっとホッとした男性が多いのではないでしょうか。

女性の「私を落とすならクリスマスプレゼントにこれくらいかけてほしい」金額
女性の「私を落とすならクリスマスプレゼントにこれくらいかけてほしい」金額(クリスマスギフトに関する意識調査より)

安心するのはまだ早い。女心の本音と建前。

けれど「そうか安くてもいいんだ」と安心するのはまだ早いです。
Graph7「“クリスマスプレゼントがきっかけのケンカ”」を見てみると“金額が安すぎる”をケンカの理由に挙げる人が24.3%いるんです。また、同じグラフに“金額が高すぎる”を理由にケンカになった人も4.1%とわずかながらいます。

「クリスマスプレゼントがきっかけのケンカ」をした人
「クリスマスプレゼントがきっかけのケンカ」をした人の理由(クリスマスギフトに関する意識調査より)

「愛は金額じゃないの」と言いつつ、あまりにチープなものだと「えっ!」と心で思っている。だからと言って高価すぎると荷が重いと感じてしまう。女心は複雑ですね。。。

では、女性が安すぎる、高すぎると感じる価格はいくらなのでしょうか?この調査では5万円未満が女性が負担に感じない価格の様ですが、これは年齢や職業によっても変わってきますので一概に言えません。上記の調査は対象年代がいくつなのか分からないのですが、おそらく20代30代を中心とした若い世代なのではないでしょうか。
20代で社会人になって間もない女性とキャリアを積んだ40代女性では安すぎる高すぎると感じる金額は自ずと変わってきます。5万円のジュエリーを負担なく受け取ってくれる女性もいれば、安過ぎると感じる、あるいは逆に、高すぎると感じる女性もいます。
負担に感じてしまうプレゼントの価格は、この様に年代や職業によって左右されるので”これなら安心”という間違いのない予算は一つに決められません。けれど、目安に出来る基準はあります。それは「女性が負担に思う価格」と「女性ががっかりする価格」の真ん中を意識して、プレゼントを贈る男性自身が無理しすぎないで買える価格で選ぶ事です。
毎月のお給料や報酬から、家賃や生活費など毎月決まって出て行く費用を引いて残る金額はどのくらいですか?その金額を基準に考えましょう。あなたとお付き合いしている彼女、人生のパートナーの奥様ならあなたの価値観と似ているはずです。あなたの負担にならない金額がずばりプレゼントするジュエリーにかけるべき予算です。
この予算で選べば、高すぎて負担に感じられる事はありません。

昔は、資産価値を考えると多少無理してでも高いジュエリーを買った方が良いとすすめるジュエリーの販売員もいたようですが、今は一般的なジュエリーを資産価値目的で買う事はありません。私もジュエリーは無理してまで買うものではないと思っています。多少の無理は良いと思います。多少なら、私のためにちょっと頑張ってくれたんだと喜んでもらえると思います。

喜ばれるジュエリーを選ぶためのコツを伝授します

プレゼント用ジュエリーにかけるべき予算がわかった所で、ジュエリーを選ぶ時のコツをお伝えします。

「安すぎる」とがっかりされない様に気をつける事

ジュエリーの原価は素材と作りで決まります。
素材は貴金属や宝石などの事です。18金より10金の方が金の含有率が低い(含まれる金の割合が少ない)ので安いですし、貴金属をたっぷり使った物より少ない方が価格が安くなります。
宝石の価格もとても幅が広いです。ダイヤモンドやルビーサファイアなどは高価な宝石の代表格ですし、パライバトルマリンの様に近年人気が出てとても高価になった宝石もあります。一方、澄んだブルーやピンクなどとても綺麗な宝石でも手頃な価格の宝石も数多くあります。

ジュエリーの作りはデザインが凝っているものほど作りも大変になるので価格が上がります。逆にシンプルなほうが安くなります。また、量産品のほうが数がまとまっているので1点ものの手作り品より価格が安くなります。

上記の事から、シンプルなデザインのジュエリーの方が値段の違いが出にくいので、あまり予算がかけられないけれどジュエリーを贈りたいのなら、宝石が綺麗に見えるシンプルなデザインのジュエリーを選ぶ事をおすすめします。

ちなみに、店頭で売られているジュエリーは上記の原価に、いろいろな経費がかかって価格が決まります。一等地にあるお店や高価な内装代もです。もちろん、それがいけないと言っているのではありません。けれどもし、その様な所に価値観を感じないのであれば、一番お得で品質も安心なのは地元で長く営んでいる個人経営の宝石店で選ぶ事です。こういったお店は、品質の割に良心的な価格の場合が多いですし、後々のメンテナンスも気軽に頼む事が出来ます。ひょっとしたら、価格交渉にも応じてくれるかもしれません。お店を外から見て、ジュエリー制作をする作業台があって、職人さんが仕事をしている様なお店であれば尚良しです。

「高すぎる」と負担に思われない様に気をつける事

高すぎて失敗する悲劇は、相手との関係の距離感を考えずに頑張って高価なものを買ってしまった場合に起こります。例えば、付き合い出して間もない彼女に数十万円する高価なジュエリーを贈ったとしたら、間違いなくドン引きされてしまいます。ジュエリーは肌に付けるものなので、とっても親密なプレゼントなのです。それだけでも特別な意味があるものなのに、高額過ぎると荷が重くて最悪受け取るのを拒否される事もあり得ます。
これが逆に、結婚を考えていて誕生日やクリスマスを期にプロポーズしようと考えているのなら高価なジュエリーを贈ったとしても喜んで受け取ってくれると思います。

この様に、お互いの関係の距離感や年齢などを考慮しないで、頑張り過ぎると女性はがっかりするのです。

価格を間違えるとせっかくのプレゼントが逆効果になる事は間違いありません。けれど、プレゼントの予算を難しく考えないで”無理しすぎない価格”を基準に、距離感や年齢などを配慮してジュエリーを選んで欲しいと思います。

次回は、プレゼントにジュエリーを選ぶ時に買ってはいけないアイテムについてお話ししますね。

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