あなたはどうする?ジミ婚時代にデータだけでは見えない最新婚約指輪事情


結婚を控えた女性にとって婚約指輪が憧れであることは昔も今も変わら無いようです。

たびたび使わせて頂いているゼクシィの調査によれば、2016年、婚約指輪をもらった女性は73.4%(首都圏)でした。同じ割合が2015年69.4%、2014年69.6%と過去のデータを2010年まで見てもおよそ10人に7人の割合の女性が婚約指輪をもらっている状況はほとんど動いていません。

婚約指輪選びの完全マニュアル。予算や相場、トレンドデザインからプロポーズまでなんでもわかるでは、上記調査から今時の婚約指輪事情を探りました。

けれども、最新の調査データブライダルジュエリー専門店 銀座ダイヤモンドシライシ調べによると、上記ゼクシィの調査と少し違った事が見えてきます。この調査は全国の20歳~39歳男性を対象とした恋愛や結婚に関する意識調査で、2017年3月8日(水)~2017年3月10日(金)まで行われ、サンプル数は500人です。上記ゼクシィが5000人強のサンプル数なので、正確性ではゼクシィの調査に及びませんが、傾向を見る事は出来そうです。

【調査概要】 
恋愛や結婚に関する意識調査
・調査方法 :インターネットアンケート
・調査実施機関 :株式会社ネオマーケティング
・調査実施期間 :2017年3月8日(水)~2017年3月10日(金)
・対象地域 :全国 ・対象者 :男性20歳~39歳

この調査の中では20~39歳の未婚、既婚男性を三本男子と三平男子と二つのカテゴリーに分けて傾向を調査しています。まず聞き慣れない三本男子と三平男子とはなんでしょうか?

この調査では、男性を2タイプに分類しています。1つは、平均的な年収・平均的な外見・平穏な性格と、3の“平”が揃った「三平男子」。安定志向の今どきの女性に人気と言われているタイプです。もう1つは、本質的・本格派・自分本位と、3つの“本”が揃った「三本男子」。三平男子では物足りない、そんな女子が気になってしまう、いわゆる自信家タイプの男性をこの調査では「三本男子」と表現し、それぞれの結婚に対する思考や金銭感覚の違いを明らかにすることを目的に調査を実施しました。(ブライダルジュエリー専門店 銀座ダイヤモンドシライシ調べより)

とあります。

■買い物する時の判断基準
■物事の判断基準と決断までのスピード
■私生活の行動パターン
■仕事と家庭のバランス関係
■年収
■物事に関する積極性

の5項目の基準から2つに分けてそれぞれを三本男子と三平男子と呼んでいます。

では三本男子と三平男子別に婚約指輪に関する意識を見ていきましょう。

婚約指輪を買った、買う予定の人はどのくらいいるのか?

”あなたは婚約指輪を購入しましたか?未婚の方は結婚する時を想定してお答えください。”という設問の結果は

対象者のうち「婚約指輪を購入した(したいと考えている)」と回答した三本男子は51.2%、三平男子は40.0%で11.2%の開きがあります。

ブライダルジュエリー専門店 銀座ダイヤモンドシライシ調べより

三本男子はかろうじて過半数超えていますが三平男子は6割が婚約指輪を買っていない、買いたくないと答えています。平均すると45.6%です。

冒頭のゼクシィの調査では婚約指輪をもらったのは73.4%(首都圏)だったので、大きく開きがあります。

これはどうしてでしょうか?

まず、対象者が違う事があります。

ゼクシィの調査は調査対象について、

2015年4月~2016年3月に結婚(挙式、披露宴・披露パーティ)をし た、もしくは結婚予定があった『ゼクシィ』読者のうち、エリアごとにランダムサンプリングし、調査票を郵送。 調査票への記入は妻に依頼。

とあり、これが数字の大きな違いに出ていると思われます。

一つの理由は、ゼクシィの読者登録者の中でも挙式、披露宴、パーティを実施した人に限定されていて、それらのいずれも行わない、いわゆるジミ婚をした人たちを含んでいないからです。

もう一つは、ダイヤモンドシライシは男性を対象に調査していますが、ゼクシィは女性を対象としている点です。ゼクシィでは13845件に調査票を送っていますが、有効回答数は5223件です。この数字からの推測ですが、回答を返信する女性の心理からも婚約指輪をもらった人の割合が多くなるのではと思われます。

もちろん、二つの調査を単純に比較は出来ませんが、ダイヤモンドシライシの調査は男性側の現実、ゼクシィの調査は女性側の理想に近い数字なのではと考えられるのではないでしょうか?

婚約指輪の購入予算は?

では、婚約指輪を買う人の購入予算はいくらなのでしょうか?

ダイヤモンドシライシの調査では”あなたは婚約指輪として購入した金額、もしくは購入しようと考える金額をご自身の「月額の給料」でお答えください”に対して、三本男子は”給料の2カ月~2.5カ月分未満”が21.9%でもっとも多く、三平男子は”給料の1カ月~1.5カ月分未満”が一番多く、27.0%という結果になっています。三本男子と三平男子では月給1ヶ月分の開きがあります。

ブライダルジュエリー専門店 銀座ダイヤモンドシライシ調べより

上記の調査で月収を20万と仮定すると、1〜1.5ヶ月分は20〜30万、2〜2.5ヶ月分は40〜50万となるので、三平男子の婚約指輪購入予算は20〜30万、三本男子は40〜50万円と考えられます。

ゼクシィ 結婚トレンド調査2016調べの調査結果では20万〜30万が18.2%、30万〜40万が21.8%、40万〜50万が14.4%となっていて、ほぼ同じ価格となっていますので、二つの調査を合わせてみても、婚約指輪購入予算は20万〜50万円が相場だと言えそうです。

ゼクシィ 結婚トレンド調査2016調べ

いまどきの婚約指輪の現実

二つの調査には婚約指輪の購入価格に開きはないものの、あげた(あげる予定)の割合には大きく開きがあります。この事から感じるのは、結婚と言うと婚約指輪を買うのが当たり前だった時代は過去のもので、買わないという選択も普通になっているという事です。指輪を買わない代わりに他の何か思い出に残る事をするというケースが増えるかも知れません。結婚も自分達らしい形を選べる自由な時代と言えるかも知れません。

 

 

Photo by Drew Coffman on Unsplash

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