会社のロゴマークをあしらったリング

起業の記念に会社のロゴマークをあしらったリングをオーダー

ウキウキ・ワクワク・キラキラする女性起業家の記念リング

 

独立起業された女性より、会社設立の記念にロゴマークをデザインしたリングをオーダー頂きました。

 

大切なイベントや人生の節目でジュエリーをオーダーする方は多いです。起業して会社を作る事は、その人にとって大きな決断の先にある出来事だと思います。その時の喜びや大切な思いをジュエリーに込め、お守りになる様に願いながらお作りしました。

 

ご依頼内容

会社のロゴマークをあしらったお守りリングを作りたいとの事でした。

資料としてロゴマークの版下を頂きました。

 

UWKロゴマーク
UWKロゴマーク

 

ちなみに、このロゴの意味は

“U” ウキウキ

“W” ワクワク

“K” キラキラ

の頭文字をとって

“UWK”
をデザインしたものなのです。Uがハート、Kが星になっているのが可愛らしく、お客様の印象にぴったりなのです。

 

デザイナーの仕事

平面(2次元)のロゴマークをリング(3次元)にします。

平面を立体にする時には、2次元の持つ印象を損なわない様にする事でが一番大切です。

このロゴマークは可愛らしいイメージなので、その印象のまま可愛いリングにする事を大切にしました。

ロゴマークのデザインを生かして、シンプルに甲丸の腕(リングの輪の部分)を付けてバランスを取る事にしました。

初期のラフ画。
初期のラフ画。

 

お客様の華奢で可愛らしい印象からすると、デザイン的には甲丸の腕は細くしたかったのですが、あまり細くしすぎるとロゴマークの部分にボリュームがあるので、重さのバランスの違いから身につけた時にロゴマークが下へと回ろうとして付け心地が悪くなってしまいます。

付け心地が悪くならない様なバランスを取りながら、可愛らしい印象を最大限出す事を気にしてデザインします。

ロゴの中央に留めている石はハートシェイプカットのブルートパーズです。カットを決める時、ラウンドカット(丸い形)にするかハートシェイプカットにするか悩みました。留める場所の形から考えるとラウンドカットの方が収まりが良い(留めやすい)のですが、ハートシェイプカットの方が起業のお守りジュエリーとして相応しいと思い選びました。

 

ロゴマークを生かしたお守りリング
ロゴマークを生かしたお守りリング

 

制作

制作の時も一番気をつけるのはバランスです。バランスの良し悪しはそのまま付け心地に直結するからです。

ロゴマークの部分の裏側をできるだけ抜いて軽くします。そうする事で腕とのバランスが良くなりますし、総重量も軽くなるので付け心地の良いリングになります。

指に触れるリングの裏側は全体的にごく緩いカーブを付けて、指馴染みが良くなる様にします。

制作とデザイン画の一番の違いは後で修正がきくかどうかです。デザイン画なら少しのバランスは線1本で修正出来てしまいます。制作では、作った形は一生残るのでごまかしが効きません。お客様にとってこのリングはお守り。普段からずっと身に付けるジュエリーですから付け心地はとても大事に思い制作しました。

 

完成

こちらが完成したリングです。

 

会社のロゴマークをあしらったリング
会社のロゴマークをあしらったリングです。真ん中の石はハート型のブルートパーズ。

ロゴのイメージをそのまま伝えられたでしょうか。
真ん中に入れたハート型のブルートパーズもロゴの一部の様に同化してアクセントになっています。

リングの裏側には会社を登記した記念日が刻印されています。

リングの裏には会社登記の記念日の刻印
リングの裏には会社登記の記念日の刻印※プライバシー保護のため一部ぼかしています。

使った金属はシルバー。変色止めのメッキはかけていません。銀の肌のまま、色の変化も楽しみながらいつまでもお客様のお守りとなります様に。

 

ジュエリー詳細

使用素材:シルバー925

使用宝石:ブルートパーズ

アイテム:リング(指輪)

制作日数:約1ヶ月

 

制作費内訳

デザイン費/加工費/貴金属地金代/宝石代/他

オーダーメイドの特性上、お客様のプライバシーをお守りするためこのリングの金額詳細は載せておりません。

シルバー×ブルートパーズでリングをお作りする場合、下記の価格より制作出来ます。

 

デザイン・制作:Tomoko MAEDA/前田朋子 KELEN

写真撮影:KELEN

お問い合わせはこちらまで。

 

会社のロゴマークをあしらったリング
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アートトリップマガジン 「風のかをり」

あえて知らない場所へ行き、まだ見たことのないその地から受ける刺激は新たな創造の種となってくれます。 その土地の気候、動植物、住む人たち、食べ物といったその場所の全てが作り出す空気感を私は「かをり」と呼んでいます。 たとえ徒歩で行ける場所でも、そこから何か刺激を受け取ったらそれは旅です。 距離の長短ではなく、日常とは違う、自分の人生をより良くしてくれる刺激を与えてくれる場所に行くことを私は旅と呼んで、そこから感じたかをりをお届けします。